リビングなどの床より一段高くして設けた畳スペースです。段差があることで空間に立体感が生まれ、くつろぎのコーナーとして自然に区切られます。段差はソファ代わりに腰掛けられ、畳下は引き出し収納にもなるなど、スペースを立体的に活用できるのが利点。ただし、小さな子どもがいる場合は、段差の角で頭をぶつけたり踏み外して落ちたりしないよう、角に丸みをつけて仕上げたり、段差を低めに抑えたりすると安心です。
FAQ
一番の魅力は、空間にゆるやかなメリハリと立体感を生み出せる点です。リビングの一角を一段高くするだけで、続きの空間にゆるやかな区切りができ、畳ならではのくつろぎの場になります。使い方は多彩で、子どもの昼寝や遊び場、来客時のもてなしの席、洗濯物を畳む家事スペース、在宅ワークのコーナーとしても、暮らしに合わせて多彩に使い分けられます。
広さは、3~4.5畳を選ぶ方が多くみられます。1畳サイズでも、ちょっと腰かけてひと息つけるコーナーとして十分に活躍します。3畳あれば横になって昼寝をしたり来客を通したりとゆとりが生まれ、4.5畳までスペースをとると、建具をつけて客間としても使える広さになります。広くとりすぎると主役のリビングが狭く感じられることがあるため、用途と全体のバランスを見て決めると失敗が少なくなります。
段差は、20~40cmほどの高さが一般的に選ばれています。10cmほどの低い段差はかえって気づきにくくつまずきやすいため、避けたほうが無難です。上り下りのしやすさを重視するなら20~30cm、下部を収納としてしっかり使いたい場合や、小上がりに腰かけてベンチのように使いたい場合は30~40cmと、使い方に合わせて選びます。家族の年齢や使い方に合った高さにすると、毎日心地よく使えます。なお、段差がある分バリアフリーではないため、高齢のご家族や将来の暮らしを見据えるなら、上り下りしやすい高さにする、手すりを添えるなどの配慮をしておくと安心です。
小上がりは、リビングなど同じ部屋の床を20~40cm程度高くして設ける畳コーナーを指す呼び方として広く使われています。一方スキップフロアは、階と階の中間など床の高さを大きくずらして設ける半独立した空間で、書斎や収納、趣味のスペースなどに使うことが多いです。段差で空間をゆるやかに分ける考え方は共通していますが、設ける場所や使い方が異なります。くつろぎや畳の心地よさを主役にしたいなら小上がり、空間を立体的に使い分けたいならスキップフロア、と考えると選びやすくなります。
畳の下の空間は、側面に引き出しを設けたり、畳と床板を外して上からものを出し入れする形で活用できます。日常的に取り出すものは引き出しに、大きなものはまとめて上から出し入れする収納に分けると使いやすくなります。気をつけたいのは湿気で、畳は湿気がこもるとカビの原因になります。ときどき畳を上げて風を通し、収納に詰め込みすぎないことが長くきれいに使うコツです。カビやダニに強い樹脂製の畳を選ぶと、お手入れの負担をさらに軽くできます。
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